高性能改質アスファルトの施工は、一般的には締固め密度を上げるために高温の内に転圧を完了しなければなりません。また、高性能のバインダに対して揮発性の高い石油系の材料(軽油など)を付着防止剤として使用した場合にバインダの性能を劣化させてしまうため、不具合発生の要因になっています。
そこでバインダに影響の少ない高性能な「アスファルト合材付着防止剤」が必要です。
アスファルト合材がタイヤ表面に付着するのは、アスファルト合材の表面温度とタイヤ表面温度に差があるために冷却されて、バインダ(接着剤)であるアスファルトによってタイヤに付着が発生するのです。
アスファルト合材の表面温度とタイヤ表面温度の差が30℃~60℃以内になれば付着しにくいと言われています。
タイヤ表面温度の上昇は外気温度や現場作業条件に大きく左右されるため、アスファルト合材付着防止剤が必要になります。
寒い季節や改質高粘度アスファルト合材などの場合には、水で希釈するタイプのネッパランでは濃度を上げて使用する必要があります。
ネッパラン・エコW (エコマーク取得製品) | |
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部品№ | 3490-56018-0 |
外観 | 透明液状(淡黄色) |
成分 | 植物油、界面活性剤、水溶性溶剤、 油溶性溶剤、上水 |
引火点 | なし |
凍結温度 | 0℃(希釈時) |
分類(消防法) | 非危険物 |
製品安全 データシート (MSDS) |
ネッパラン・エコW |
その他 | 生分解性・急生魚毒性試験報告書 エコマーク商品認定証 |
使用方法 | ネッパラン・エコW 使用方法 |
ネッパランS | |
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部品№ | 3490-51018-0 |
外観 | 透明液状(黄色) |
成分 | 鉱物系油脂、界面活性剤/td> |
引火点 | 54℃ |
凍結温度 | -70℃以下 |
分類(消防法) | 第4類第2石油類< ・危険等級Ⅲ |
製品安全 データシート (MSDS) |
ネッパランS |
使用方法 | ネッパランS 使用方法 |
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