| 1.土の基本的な性質 |
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1・2 構造 |
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土は、鉱物粒子等を骨格とし、その隙間に水、空気、ガス等が充満している。土粒子は、その大きさによって配列が異なり、土の強さ、性質は、この配列と深い関係がある。堆積土の配列の状態および基本的な構造を示すと次の3種類がある。 |
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(1)単粒構造 (図−1.2) |
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粒径0.02_以上の比較的大きな粒子が集合してできている土の構造で、砂礫層、砂層がこの構造となっている。粒子の形状、粒子相互のかみ合い状態によって、性状、強さに相違が生じ、粒子同士に粘着力が働かない状態で、ちょうど、ピンポン球を箱につめたようなものといえる。 |
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(2)はちの巣構造 (図−1.3) |
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粒径0.02〜0.002_の、シルト、粘土などが水中を沈降して堆積したもので、鎖状につながっており、一見、はちの巣のような構造となっていることから、この名がつけられている。
粒子間には、十分な粘着力が働いて互いに連結している。単粒構造に比べて間隙が大きいため圧縮されやすい。 |
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図−1.2 単粒構造 |

図−1.3 はちの巣構造 |
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(3)綿毛構造 (図−1.4) |
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粒子に比較して、表面積が大きい、後述する微細な粘土やコロイドは、水中において粒子が互いに引き合ったり、反発する力が重力に比べて大きく、この粒子間の力は、電荷の大きさによるものといわれている。綿毛構造の土は、一般に間隙が大きく、堆積の年数が短いものは、圧縮による変化量が大であり、その年数の長いものは、粒子間の結合が強いので、はちの巣構造と比較すれば壊れにくい。しかし、こね返して構造を壊すと、ドロドロになりやすい。
以上は土の基本的な構造であるが、実際の土は、例えば図−1.5に示す、はちの巣綿毛構造のように、これらが複雑にからみ合って構成されている。 |
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図−1.4 綿毛構造 |

図−1.5 はちの巣綿毛構造 |
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(つづく) |