| 4.排水性舗装(高機能舗装)の施工上の特徴 |
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−つづき− |
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(1)締固めが難しい |
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砕石は、角張った形のものが多く、粒度が粗いので、締固めに大きな力が必要です。透水性、排水性混合物は、疲労と永久変形に対して強い混合物とするために、高粘度アスファルト(バインダー)を用います。高温のバインダーは、ミキサで混合するとき空気にさらされると酸化して硬くなります。
敷きならし後、温度が下降するとともに急激に固くなるなど感温性が高く、粘度の変化が大きい。したがって、透水性、排水性混合物は、一般の混合物に比較して、転圧に有効な時間帯が非常に短くなります。
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(2)薄層オーバーレイが多い |
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排水性混合物は、既設のアスファルト舗装のオーバーレイとして施工することが多く、図−1に示すように一層式と、排水性および低騒音効果を高めるための二層式があります。
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二層式の特徴は、上層を低騒音効果を高めるために小粒径の砕石を用い、下層は空げきを多くして排水効果を高めるために大粒径の砕石を使用します。
経済的な排水性舗装を目的として、層厚30mm以下にすることがあり、この場合は、上層を下層(不透水層)に接着させるために、タックコート(高濃度アスファルト乳剤)を散布すると同時に、混合物を敷きならします。 |
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(3)転圧方法の改善 |
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改質アスファルトは、常温で高粘度になるように改質されているので、100゚c以下の低温になると、転圧効果がいちじるしく減少するために、高温の間に砕石を接着させる転圧方法が有効です。
一般にマカダムローラが使用されますが、すき間が多く温度降下が早い混合物を短時間内に、砕石を揺さぶりながら転圧し、接触面を多くして十分に接着させる目的で、振動ローラ(水平・章動)による転圧が増加しています。
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A |
ローラで転圧するとき、下層に凹凸があると、敷きならし厚が大きい個所は、ローラの両端が凸部で支えられる状態になります。十分に圧縮されないので、転圧不足となり、空げきつぶれや、わだち掘れが発生する原因となります(図−2)。
この場合は、大型タイヤローラによる転圧が有効であるとされています。 |
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B |
タイヤローラは混合物がタイヤに付着するので、高温のマットを転圧することができない場合が多くあります。
また、付着を生じない低温になってから転圧すると、転圧不足になる恐れがあるので、「輪荷重が大きい機械を使用する」「タイヤに付着防止剤を塗布する」「タイヤを加熱する」・・・などの対策が行われています。 |
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C |
前述のように、タイヤローラは、転圧した表面が密になるために、排水効果が減少するという理由で使用しない例が多いようです。変わって、タイヤローラの効果を期待し、砕石を揺さぶりながら圧力をかけて転圧する方法として、タイヤ振動ローラなど特殊な転圧ローラによる締固めが、研究されています。
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| SAKAInews第32号(2002年2月1日発行)より |
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