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1.路面の排水及び低騒音効果の大きい舗装
   道路、駐車場、歩道及び自転車道などの路面に雨水などが滞留しないことと、自動車の走行騒音を低減させることなどを目的としたアスファルト舗装には、次のものがあります。
  (1)透水性舗装
 
図−1
 砕石(路盤)の上に開粒度アスファルト混合物を用いた空隙の多い舗装です。
 雨水は、舗装体の空隙を通過して路盤、路床、路体へ浸透します(図−1)。歩道、駐車場に多く用いられております。
 土ぼこりなどが侵入して空隙づまりが発生しやすく、機能を回復させるための補修が必要になります。雨水を植樹などの灌水に利用でき、場外へ流出する雨水が少ないので、排水溝などの排水設備を小規模にする事ができます。

※開粒度アスファルト混合物=粒径5mm以上の砕石が70〜80%のアスファルト混合物
  (2)OGFC(開粒度滑り止め層)
   不透水の路面に硬質骨材を接着させて、凹凸な路面をつくり、滑り止め効果を高めた舗装です。
 雨水は砕石の間の凹部を流れて路肩側へ排水されます。降水量の少ない地域で、施行される例が多く、低コストの排水機能を持った舗装です(図−2)。

図−2
  (3)排水性舗装(低騒音舗装、高機能舗装)
    @概要
     不透水層(アスファルト混合物)の上に、排水機能を持った開粒度アスファルト混合物のマット(空隙率:15〜25%))を設けたものです。
 雨水は、マットの中を通過して路肩側へ流れ、路面に水たまりや水膜ができにくくする舗装です(図−3)。雨の日のハイドロプレーニング現象や、スモーキング現象及び夜間の路面反射を防止します。また、タイヤのトレッドに入っている空気が路面に接したとき、空隙の中へ逃げるので、タイヤと路面の間で空気が圧縮されて発生する音が減少することとなどの特徴があり、自動車の走行に伴う騒音を低下させます。
 排水性舗装の施工面積は、全国で1998年までに720万m2に達し、その後、交通安全対策と騒音の低減効果を主な目的として、高速道路、主要な国道・県道などで本格的に施工されており、現在では、供用面積が1000万m2を越えております。
 また、供用面積が増すとともに、土砂、粉じんが侵入して発生する空隙づまりによる機能低下が問題となり、空隙づまりを排除する機能回復車の活躍が期待されています。
   
図−3
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SAKAInews第27号(2001年9月1日発行)より

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