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締固め試験ピット紹介 −1−
技術研究所
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第1話 締固め試験について
@ 従来、ローラ等の締固め試験は、国内で唯一、当時の建設機械化研究所(現在の施行技術総合研究所、以下建研)が行っていました。建研は、昭和40年3月に石川島播磨シメーザ製の振動ローラRVS25の試験を行って以来、平成2年7月に酒井重工業製SD450まで全78機種の試験を行いました。
 その後、締固め試験の依頼が少なくなったことから、建研ではこの業務を中止することとなりました。一方、当時、酒井の技術研究所は締固め試験を自社で行いたいという意向があり、小山氏、遠藤氏らが尽力し、試験の基になった土や一部の施設を譲り受けることになりました。

 当時の建研側の担当は、現在、当社技術顧問である根本部長でした。このようないきさつで、当社試験ピットは、平成7年2月28日に竣工し、以来、平成19年3月までに、全102機種の試験を行ってきました。
  これを機種別に示すと、ロードローラ1台、タイヤローラ11台、振動ローラ47台、ランマー及びタンパー24台、ハンドガイドローラ、コンバインドローラ、振動タイヤローラその他19台となります。これらのうち12台分はアスファルト混合物を対象とした締固めです。
A 建研で使っていた土(通称、建研土)は、建研での試験結果と比較できるように当社が譲り受け、幅3mの予備転圧ローラ等、一部の設備も移設しました。
  予備転圧ローラは、試験の初期状態を作るために、試験対象とするローラよりも線圧の低い、軽いローラで材料をあらかじめ軽く転圧するものです。
  予備転圧を行わずに、最初から試験ローラで転圧すると、凸凹ができて試験結果の精度にも影響します。また、実現場における整地機械による軽い締固めを想定しています。
B 試験ピットは幅3m、長さ20m、深さ95cmの大きさで、この中に土を入れて試験を行う設備です。
  土は、含水比によって、締固めの程度が大きく変わる性質を持っています。また、材料を均一にしないと試験精度が悪くなります。そのため、試験ではすべての土をいったん外に出し、1週間くらいかけて天日乾燥し、水分量を限りなく”ゼロ”に近づけておきます。
  ある程度乾いてくると、土のかたまりは撹拌機とローラを使って細かくします。ここまで下準備をした上で試験ピットに土を搬入します。ピットでは、全面に均等に水を噴霧して加水した後、最低4回撹拌して均一な含水比に調整しています。
  当社では、試験精度と効率を上げるため、走行レール上を移動し、深さ85cmまで撹拌可能なスタビライザによってこの調整を行います。
  スタビライザで撹拌スタビライザで撹拌し…
  均一にならすスタビライザで均一にならす
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