ロードカッタ ACCS機能を開発
ロードスタビライザ 市町村道対応機も
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ロードスタビライザに関しては、1958年(昭和33年)の道路整備5ヵ年計画や高速道路建設に合わせて、路床・路盤の改良需要が拡大したことで、自走式ロードスタビライザPM201型を開発しました。
本機は先行して開発した被けん引式ロードスタビライザPM103型に比べ機動性、施工性が飛躍的に向上しており、この3年後に開発されたソイルセメント安定処理のほか、路盤材の粉砕および乳剤散布・混合を1台の機械で行えるPM203型へ引き継がれています。 |
(写真7) |
また、1977年(昭和52年)には、日本国内の顧客ニーズをもとに、高い機動性が得られるホイール式、撹拌・混合深さ400mmおよび市町村道で使用できるサイズに主眼を置いたPM170型(写真F)を開発しています。撹拌・混合作業装置部(ロータ)を車両中央部に設置し、左右へのシフト機構を装備した本機は、以後開発される機械の原型として位置付けられています。 |
市場ニーズに伴い性能向上している現行の主なロードスタビライザは、PM450型(1989年開発)、PM500型(1994年)であり、長年、幅広く施行現場で使われています。 |