東北地方で復旧工事 相次ぐ |
東北地区では、去年の1月〜2月にかけて、冬型の気圧配置となる日が例年より多く、平均気温が平年を1.0度以上、下回りました。
この結果、低温気候による凍上現象が発生、道路交通に支障をきたしたことから、北日本各地の自治体から国に対して災害適用の申請が相次ぎました。
凍上災害復旧事業による対応は、昭和61年以来15年ぶりで、凍上災害復旧工事予算は東北6県で約一千億円強の予算が出ており、特に福島県が二百億円強ともっとも多くなっています。
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打換えや、スタビ工法で対処 |
凍上災害復旧工事の工法としては、打換え工法とスタビ工法の2種類があります。
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一.
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打換え工法とは、舗装の破損が著しく、他の工法では良好な路面を保つことが出来ないと判断した場合に、破損した舗装の一部あるいは全部を取り去り、新しく舗装し直す工法。 |
二.
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スタビ工法とは、舗装を破砕し、路盤とともに路上で混合し、各種添加剤を加えて安定処理し、新しい路盤として再生し直す工法。 |
福島県や岩手県では、主にスタビ工法で施工されていますが、打換え工法で施工されている場所もあります。
このように、本格的な冬季を迎えた東北地方では、現在、凍上災害復旧工事が盛んに行われています。 |