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世界最大の建設機械展示会である第26回bauma2001が4月2日〜8日の7日間、ドイツ・ミュンヘン市の新ミュンヘン国際見本市会場で開催されました。 ミュンヘン市は、バイエルン州の州都であり、ドイツの南に位置し、フランクフルト空港から高速鉄道で約4時間、飛行機で約1時間の位置にあります。市内には歴史的建造物や美術館・博物館が数多くあり世界的な観光都市として有名で、また自動車メーカーのBMWの発祥の地でもあります。 baumは3年に1度開催され、フランスのINTERMAT、アメリカのCONEXPOと並ぶ世界三大建設機械展の一つです。 前回の1998年を上回る152カ国34万人以上の来場者、42カ国2341社の出展で過去最大規模の展示会となりました。 展示会場は、15の室内展示場16万m2と、28万5000m2の屋外展示場があり、合計44万5000m2で、東京ドーム約10個分という広大な敷地で開催されました。室内には建設機械のほか、エンジン・油圧機器・電気機器その他部品や、建設材料が所狭しと展示され、展外展示場には大型建設機械をはじめ、鉱山機械・クレーン・高所作業車・プラントなどの展示・デモンストレーションが行われていました。 展示していたローラメーカーは、ヨーロッパを中心に約15社が新型のローラを展示し盛んにPRしていました。 土工用振動ローラでは、締固め管理に伴う装置の搭載が目立ち、世界的に締固め作業の管理に力が注がれていると思われます。また、軽土工用に4tクラスの振動ローラも展示されています。 舗装用のマカダムローラ・タイヤローラは数が少なく、タンデム型振動ローラが重量別でラインナップしており、舗装機械の主流であることが伺えます。 タンデムローラは、ダブルセンターピンピボットタイプのカニ走行可能型や、また、サイドカッタ付きなど、日本では馴染みの薄いローラが目に付きました。 小型締め機械のプレート・ランマ・ハンドガイドローラは、ヨーロッパを中心に約20社が展示していました。特にプレートのラインナップが充実しており、前進タイプは50〜150kg、前後進タイプは120〜700kg、700kg以上のクラスはリモコンで操縦できるタイプなどがあり、また、三軸偏芯軸による新しい前後進システムを採用したプレートも発表されていました。 路面切削機は、4社が出展しており、各社それぞれクローラタイプの切削幅2m級が主流。ヨーロッパのアウトバーン等は道幅が広いのでクローラタイプで一気に切削していると思われます。 |
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